光電子増倍管モジュール(電流出力/電圧出力)PMT モジュールは、光電子増倍管と高圧電源回路、各ダイノードに電圧を配分する分割回路(デバイダ回路)が一体化されたモジュールです。様々な用途・計測に適 応できるように、各種のPMTモジュールを取り揃えました。特性・形状はもとより、アナログからデジタルまでの出力形態、さらにはコンピュータとデータの やり取りや制御を可能としたCPU+インターフェース搭載品、ゲート機能といった機能付まで豊富なラインナップからお選びいただけます。また、一部の PMTモジュールにご利用いただけるオプティカルブロックも取り揃えています。関連製品光電子増倍管(PMT)は、光センサの中でも極めて高感度・高速応答な光検出器です。これまで多くの実績を積み上げてきた光電子増倍管を、さらに使いやすく、さらに広く使用していただくために開発されたのが光電子増倍管モジュールです。さまざまな用途・計測に適応できるように、各種PMTモジュールを取り揃えました。特性・形状はもとより、豊富な選択肢からお選びいただけます。ここではアナログ出力タイプ(電流出力タイプ/電圧出力タイプ)をご紹介します。製品ラインアップ下記表において、型名クリックでシリーズごとのPDFスペックシートをご覧いただけます。関連製品→オプティカルブロック用途例→光電子増倍管モジュールの用途例をご紹介します光電子増倍管モジュール用高圧電源C7169, C10709は光センサモジュール駆動用の電源ユニットです。駆動電圧、コントロール電圧共にこの1台で供給可能です。適合製品C7169 H9305 / H9306 / H9307シリーズ、H7732シリーズ、H7826 / H7827シリーズH10425* / H10426* / H10492* / H10493*シリーズ、H8249シリーズC10709 H10720 / H10721 / H10722 / H10723シリーズ(*) I2Cインターフェース(オプション)を内蔵させた場合は使用不可仕様*a : コントロール電圧は光センサモジュールからの基準電圧出力 Vref を分圧して出力します。*b : 結露なきこと使用上のご注意と保証**上のご注意本カタログに記載の製品には内部で高電圧を発生しているものがありますので、以下の注意事項を守り感電事故のないよう十分な注意を払ってご使用ください。●製品の移動、設置、点検、ケーブルやコネクタ類の脱着の際は必ず電源を切ってください。●製品の構造を変更したり、ケースを開けたりしないでください。故障の原因のほか、感電、発煙、発火等が生じる原因となります。使用上のご注意光電子増倍管モジュールの取扱いにあたっては下記の点にご注意ください。●光電子増倍管モジュールの光電面を直射日光等の過大光にさらさないようにしてください。ノイズ増加および感度劣化の原因になります。●入射窓には素手でさわらないでください。入射窓に付着した汚れや手垢は光の透過率の低下の原因となります。汚れや手垢はアルコールで拭きとってください。●石英ガラス窓タイプはヘリウムガスを透過し、ノイズの増加をひき起こします。ヘリウムガスが存在する雰囲気中で使用したり保管したりしないでください。●供給電源の出力電圧および極性を十分確認してください。●強い振動や衝撃を与えないでください。●局部的に強い力で締めつけないようにしてください。●水ぬれ、ゴミ等の混入を避けてください。●高温、高湿度、高磁界等の悪環境下での使用が予想される場合は対策が必要ですので、弊社までご相談ください。●本カタログに記載の製品を使用した装置を設計される場合には、インターロックを使用して万一の過大光入射や感電事故を防止するようご配慮ください。浜松ホトニクスの光電子増倍管モジュールおよびその関連製品は、原則として納入後1年間保証いたします。保証の範囲は製品の代替納入を限度といたします。また、保証期間内でも天災、使用上のミスおよび改造等による損傷については保証対象外となります。商品到着後は直ちに現品、付属品の確認および動作確認をしてください。入力電源周波数 50 / 60 Hz動作周囲温度 *b +5 ~ +50 ℃保存周囲温度 *b -20 ~ +50 ℃出力コネクタ バインディングポスト -外形寸法 (W x H x D) 147 x 61 x 200 mm約 1.2 kg項目 C7169 C10709 単位出力電圧 ±15 ±5 V出力電流(*大値) 0.3 (+15 V), 0.2 (-15 V) 2.0 (+5 V), 0.2 (-5 V) Aコントロール電圧 *a (可変電圧範囲) 0 ~ +1.2 V入力電圧 AC 100 ~ AC 200 V関連製品パルスディレイジェネレータ C10149